こんにちは。
泡アハです。
自分は、娯楽のブームが定期的にループします。
主に小説→映画→漫画のループです。
(ブームがきたときは、ほぼそれしかしないぐらいのめりこむたちです。)
本記事を書いている今は、ガッツリ漫画ブームがきてます。
以前から"北北西に雲と往け"は、読んでいたのですが、
改めて読み返してみて、何周でもしたくなるぐらい面白かったので、
紹介したいと思います。
※あらすじのみでネタバレはありませんので、ご安心ください。
結論
- アイスランド × 探偵の話
- 普段外に出ることが少ないミステリー好きなエンジニアにおすすめ
- 緻密な絵でアイスランドの壮大な景色を見ることができる
- 主人公が探偵ということもあり、ところどころに謎もある。
北北西に雲と往けとは?
まずはあらすじですが、以下のようになっています。
旅、ときどき探偵。舞台はアイスランド島、北緯64度のランズ・エンド。
17歳の主人公・御山慧には3つの秘密があった。
ひとつ、クルマと話ができる。ふたつ、美人な女の子が苦手。
3つ、その職業は、探偵――。あるときは逃げ出した飼い犬を連れ戻し、
またあるときはひと目ぼれの相手を探し出す。
愛車ジムニーを駆りながら、
胸のすくような探偵活劇が、いま始まる!若き魔法使いの成長を描いた『乱と灰色の世界』から2年。入江亜季の最新作は極北の大地が舞台の"エブリデイ・ワンダー"!!
出典: 紀伊国屋書店
主にアイスランドを舞台にした物語になっているのですが、
アイスランドでの日常の描写もありつつ、本筋としての流れもあるため、
とても読みやすく世界観に感動してしまいました。
本作ですが、
2016年に"ハルタ(vol32)"より連載を開始し、
2021年には、新たに創刊された"青騎士"で、連載されているようです。
2023年8月現在では、全6巻となっており、
比較的に短期間で読めるかと思います。
雑誌"青騎士"自体も2カ月に1回ペースで出版されているためか、
"北北西に雲と往け"の出版間隔は、およそ1年に1回となっており、
ゆっくり世界観にひたりながら、楽しむことができる作品となっています。
本作の魅力
自分は、すでに3周ほど読み返しているのですが、
読んでいくなかで自分がいい!と思うところについて紹介していきます。
アイスランド × 探偵の世界観
物語の舞台はアイスランドなのですが、
この描写がとてつもなくきれいです。
シンプルに絵がきれいということもあるのですが、
壮大なアイスランドの土地や人々が描かれていて、
一度は、アイスランドに行ってみたいと思ってしまうほどです。
エンジニアをやっているとなかなか外に出かける機会は、減ってしまいますが、
この漫画を読んでいると、壮大な景色を目の前で見ることができるような気がして、
気分転換には最適です。
また、主人公は探偵をしているのですが、
話の中でところどころに謎がでてきて、
この点がすごく面白いです。
エンジニアは、謎を解くような職業と思うこともあるので、
もしかするとエンジニアのみなさんには、探偵を舞台にした物語はハマるかもしれません。
世界観という意味では、マネしたくなるほど主人公がかっこいいという点も一つ魅力だと思っています。
主人公は、17歳ですが、そうとは思えないほど大人びているし、
発言や所作も美しいと思います。
また、道具を丁寧に使っている様子もいいです。
昔から、新しいものをたくさん買う人ではなく、
長く道具を使っている人は、職人のような感じがして、
あこがれてしまいます。
エンジニアは、たくさんモノをそろえがちですが、
主人公に見習って、一つの道具を手入れしながら、
丁寧に生きていきたいものです。
絵がとにかくきれい
魅力の2つ目は、絵がとにかくきれいということです。
隔月出版というペースもあってか、絵がとにかくきれいです。
アイスランドの土地が見開きででてくる箇所もあるのですが、
細部まで細かく描かれていて、見入ってしまいます。
"神は細部に宿る"という有名な言葉がありますが、
本作は、この言葉がぴったり合うほど、美しいと感じる描写が多いです。
エンジニアも同じモノづくりの職業ですが、
本作のように自分がかいたコードを他人が見ても美しいと思わせるほどの仕事をしたいものです。
(とはいえ、コードは手段で出来上がるものが目的なので、やりすぎも禁物ですw)
まとめ
いかがでしたでしょうか?
アイスランドを舞台にした探偵物語ということで、
普段頭を使っているエンジニアの休憩にはおすすめかなと思います!
自分は漫画の場合、1巻読んでからその先買うかをいつも決めています。
まずは騙されたと思って1巻読んでみてはいかがでしょうか?
おわりっ!
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