Web検索とGPT検索: 私が感じる脳の使い方の違い

Engineer

こんにちは。
泡アハです。

最近、世の中では、OpenAIが開発したGPTという言語モデルが非常に注目を集めています。
かくいう私もエンジニアの仕事のなかで、思考の整理や言葉の調査などに利用しています。

GPTは私たちが日々使用している情報検索ツールの一つとして普及しつつありますが、同時に、Google検索と比べ、脳の使い方に違いがあるように思えてきました。

この記事では、従来のWeb検索と比較した際のGPT検索における「脳の使い方」の違いに焦点を当ててみたいと思います。

ただし、これから書く内容は、あくまで筆者個人の主観です。
科学的根拠があるわけではないので、その点、ご留意ください。

まとめ

  • Web検索は、キーワードをスペース区切りで羅列して必要な記事を探し、読むことで情報を得る
  • GPT検索は、他人(この場合、GPT)に質問して、情報を得る行為に近い
  • Web検索とGPT検索は、Web検索と他人に質問するときのような違いがあり、思考プロセスが異なるため、思考の切り替えにおいて、脳にストレスを与え、脳の動かし方に違いがあると感じる

背景

私は、エンジニアという職業柄、なにかを調べるということを頻繁に行います。
それは用語の意味であったり、エラーが起きた理由など調べる範囲は多岐に渡ります。

極力他人の時間を奪わないよう自分で調べることはとても大事にしています。

今までは、すべてWeb検索(Googleなどの検索エンジンを用いたネット検索)を用いて調べていました。
最近では検索対象をWeb検索だけでなく、GPT検索(ChatGPTやOpenAIのAPI(gpt3.5-turbo)を用いた情報の検索)も試しています。

試す中で、Web検索とGPT検索では、頭の使い方というか違うなと思ってきたので、言語化していきたいと思います。

Web検索とGPT検索の違い

Web検索の特徴とその思考プロセス

Web検索は、情報を得るための最も一般的なツールの一つかと思います。
また、検索性という点では、その使いやすさと情報へのアクセシビリティは非常に高いです。

基本的にWeb検索では、キーワードを入力するだけで、必要な情報を見つけることができます。
これは、特に情報を探す際の思考プロセスを単純化できるという点でとても優れていると感じます。
具体的なキーワードを思いつきさえすれば、瞬時に大量の関連情報が提供されるからです。

また、多くの検索エンジンでは、検索バーにキーワードを入力すると自動的に関連するキーワードやフレーズの候補が提示されます。
これにより、思考の範囲を広げ、さらに詳細な情報を探すことができ、自分が検索したキーワードよりも適切な単語が候補として表示されることもしばしばです。

私はキーワードを検索するとき、接続詞は極力いれず、スペース区切りで検索します。
これは中学生のころに技術の授業で習ったテクニックであり、今も有効だと考えています。
自分がキーワード検索する際は、自分が困っていることや知りたいことが書かれている記事を想像して、この言葉がはいっているだろうで検索しています。

例えば、なにかrubyで〇〇エラーが表示されていたら、
「rubyで〇〇エラーを直す方法」
ではなく、
「ruby 〇〇エラー 」
と検索します。
あえて、"直す"という単語を消すのは、大概の記事は原因と対策が書かれていることがほとんどなので、いったん〇〇エラーで検索すれば十分だからです。
また、できるだけ少ない単語で検索したほうが、関連する記事が表示されやすいし、先述したキーワード候補もでやすいと思います。

このようにWeb検索の場合、知りたい単語だけを取捨選択して調べればいいため、思考を単純化して情報を探すことができるのがWeb検索の特徴なのかなと思います。

GPT検索の特徴とその思考プロセス

GPTは、自然言語処理の技術の進化とともに登場した新たな情報検索ツールです。
Web検索とは異なるその特性を理解することで、GPTが我々の思考プロセスにどのように影響を与えるかを理解することができます。

GPT検索では、単にキーワードを考えるだけではなく、具体的な問いや状況を言語化する必要があります。これは、他人に質問する際と似たような思考プロセスを必要とします。
どのような情報を得たいのか、またその背景や状況についてしっかりと考え、それを明確に言葉にする必要があります。

そのため、どのような情報を探しているのか、なぜそれが必要なのか、どのような状況でそれが必要なのかという具体的な背景や状況を明確に言語化する能力が求められます。

このプロセスは一見面倒に感じるかもしれませんが、これにより私たちはより具体的かつ詳細な情報を得ることができます。
そして、GPTの検索結果は、質問や状況により直接的に対応したものとなるため、その結果の有用性は高まると思います。

一応、Web検索のようにキーワードをもちいて、GPT検索することも可能です。
しかし、少なくもとGPT3.5では、期待した回答を得ることはできず、他人に質問するように現在の背景や全体像を説明して聞く方が自分の知りたい回答が得られると感じました。

以上のように、GPTの特徴としては、

  • 自然言語で質問を考える必要がある
  • 他人に質問するように背景や状況を説明する必要がある
  • Web検索のように単純なキーワード検索することが難しい

があげられるかなと思います。

Web検索とGPT検索を切り替えることがもたらすストレス

我々の日常生活において、さまざまなタスク間で頻繁に思考を切り替えることが求められます。
これをタスクスイッチングと言います。
しかし、このタスクスイッチングは、我々の思考や脳の働きに一体どのような影響を与えるのでしょうか?

タスクスイッチングは、一つのタスクから別のタスクへと思考を切り替える行為です。
例えば、Web検索からGPT検索へと切り替えることもこれに当たるように思います。
この二つの検索ツールはそれぞれ異なる思考プロセスを要求するため、
その間で思考を切り替えることは脳に一定のストレスを与えます。

この思考の切り替え時にかかるストレスそのものが、
自分が感じていたWeb検索とGPT検索を切り替えるときの違和感なのかもしれません。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

感覚的になんか脳の使い方ちがうなという点が言語化することができたので、よかったです。
言語化することができれば、対策を打つことができますしね。

アプローチとしては、

  • GPT検索をよりWeb検索に近くなるようキーワード検索できる方法を模索する
  • 調べたい情報に応じて、Web検索とGPT検索を使い分ける

あたりかな〜。

コメント

  1. pokopan より:

    タスクスイッチング=別タスクという感覚で捉えられており、web検索は「連想ゲームのように関連ワードを並べる感じ」=「感覚的でイメージ脳寄り」だが、GPT検索は「質問に落とし込む」=「論理性と具体性が求められるため言語的な脳寄り」という違いをタスクの違いで捉えているのだと理解しました。
    一方、私としては、GPT検索はweb検索の方法である「キーワード」を「論理的に接続詞でつなげ、かつ具体例を提示する感覚」のため、タスクとしては同質だかタスク量が違う感覚で便利と思います。

    • 泡アハ 泡アハ より:

      コメントいただきありがとうございます!

      なるほど。
      自分としても便利だという点は同意です。

      もしかすると自分の場合、GPTをイメージ脳寄りで検索するプロンプト術を見つけることができれば、よりGPTと友達になることができるかもしれません。
      新しい視点をありがとうございます。

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